
新・幕末純情伝2025完(全体公開記事)
千秋楽、幕が下りました。
舞台は一度きり
今日の景色も、声も、息遣いも、二度と同じものはありません。
だからこそこんなにも儚く、こんなにも愛おしいんだと思います
人生と同じです
沢山の人達の人生を2時間にまとめて圧縮するそれが舞台
たった一ヶ月と24日のカンパニー
でも、この短さでここまで絆が深まったのは、この作品が“ひとりでは絶対に越えられない山”だったからだと思う
誰かが崩れそうになったら、誰かが肩を貸す
自分がつまづいたら、すぐ横から手が伸びてくる
そんな毎日を繰り返したからこそ、舞台の上から放つ力が、お客様にまっすぐ届いたんだと思います。
お芝居好きな俳優が多く今回の現場にいて本当に幸せでした
芝居は一日ごとに良くなっていくのが当たり前
でも、ただ積み上げるだけじゃなく
絆があるからこそステージではまた“初めて会った瞬間”から生き直せる
そして絆があるからこそ、新たな挑戦ができる
そのためにやっぱり稽古はあるんだと、改めて思いました
どの作品もそうですが、特に今回は「挑戦し続けなければ、それは最早“死ぬこと”と同じだ」と思って、稽古場から全力で飛ばしました
7月は風邪が大蔓延して大変で、体力はある方だと自負していた自分も、風邪をひいたら一気にマイナス、、
やっぱり体調管理、メンタル管理が一番シンプルで、一番難しい。
本当に、二ヶ月も経っていないとは思えない濃さでした。
座長の村山さん
女性ひとりで、あんなにハードな中を誰よりも前向きに走り続ける姿はほんとにこのカンパニーの光でありエンジンでした
「おまんの美しさのためなら男達は必死で働くようになる」
そのセリフ通り、この一座は走り抜けました。今の時代にこそ皆んなが渇望するパワーと怒りと直向きさを兼ね備えた表現者、これからがとっても楽しみです
私も表現者としてやっぱり負けてらんない!
僕にとって初めてのつかこうへい作品。
やればやるほど底が見えず、言葉の一つひとつが人間の奥底をえぐる。
“汚い”と“美しい”は表裏一体だと気づかされる。
俳優にとって可能性の天井がない、そんな作品に挑めたことは幸せ以外のなにものでもありません。
正直、最初は思ったんです。「17公演?マチソワ?無理じゃ!」って笑
でも気づけば“幕末専用筋肉”が育って、仲間と一緒なら走り切れた。
毎回が命がけで、それでも最後までパワーを落とさず完走できたことが誇りです。
セリフが言いたくて言いたくて俳優の道に飛び込んだ自分に、早口で長台詞だらけの坂本龍馬を託してもらえたこと。
毎ステージ新しい発見があり、最後の最後まで挑戦させてもらえたこと。
この奇跡のような役、この奇跡のような時間を、与えてくれた全てに感謝しています。
稽古場でも根気強く待ってくれた岡村さんや制作のアール・ユー・ピーさんに感謝です
そしてつかこうへいさんを直接知る方々と共演できた奇跡に感謝しています。沢山面白い話を聞けて伝説のようなお話も、笑
みんなとまた共演したいと思うのは欲張りでもなんでもありません仕方ない事ですよね?
お芝居って、苦しくて苦しくて「なんでこんなことしてるんだろう」って思う瞬間もあるけど
少しでも楽しんでくれる方がいるだけで、本当に私達も救われているんです。
そして、結局自分自身が「楽しかった」と思えるから、また立ちたくなるんです
まだまだやるべきことは尽きません。
またいつか、つかこうへいさんの作品に出会えるように。またこのメンバーと会った時に成長したなと思ってもらえるように
そのためにも、いい俳優であり続けられるようにまたここから進み続けます
まだまだ言いたい事は尽きないし
まとまらないけど
今日は祝杯じゃ!沖縄の宝の宝くんが私とカリーをしたいって待ってるはず!笑
二ヶ月ぶりのハイボールを飲む!笑
また何処かでお会いしましょう